【東京芝1600mまとめ】
・クラスが下がると前残りが多い。
・Bコースでの逃げ馬の活躍が目立つ・
・枠順に差はないが、多頭数の時の8枠のみ不利。
・Bメーターから単勝50倍以内のディープインパクトを狙う条件。1勝クラス~オープンでアタマから狙おう。
・連軸にするならキングカメハメハ。
・その他1~4枠のリアルインパクト、3番人気以内のエピファネイア、単勝15倍以内のルーラーシップを狙う。
・また複勝率が36.4%あるスクリーンヒーローもヒモ穴で。

≪東京11R NHKマイルカップ(GⅠ)≫
元々は3歳馬の最強マイラー決定戦の位置付けで、1996年にそれまでのダービートライアルだったNHK杯(芝2000m)をリニューアルして新設した3歳限定のGⅠ。外国産馬が出走出来る「残念ダービー」でもあり、第1回から第6回まではその外国産馬が6年連続で優勝している。優勝馬にはクロフネ、エルコンドルパワー、キングカメハメハといった後の競馬史に名を残す名馬が居並ぶが、近年はどちらかというとマイルのスペシャリストになっていくケースが多いように思う。しかし2014年の勝ち馬ミッキーアイルを除くと、このレースの勝ち馬がその後安田記念・マイルチャンピオンシップといった国内のマイルGⅠを勝ったことはない。※アドマイヤマーズが香港を勝ったが国内では2着まで
おそらくだが、近年の調教技術の進歩により、その馬のピーク(完成形)をより若い時期に持ってくる傾向からこのような結果になっているのではないか?と思われる。
レースの特徴は、毎回タイムが1分32秒台の決着になる高速レースで、1F(200m)毎のレースの平均ラップを見ると最初の1F(0→200m)を除き見事に11秒台以下が並ぶ。
※参考 平均ラップ:12.16–10.81–11.41–11.81–11.88–11.33–11.43–11.95
これからわかることは、前半または中盤で脚を溜めて、レース後半で速いラップをマークするようなクラシックの王道のレースラップバランスとは全く別の質のレースであるということだ。平均的に速い脚を持続出来ることを求められることから、脚を溜める流れになりやすいクラシックのトライアルで負けている馬を積極的に狙うべきだ。
2つ目はコースとの相関だ。道中に緩みのないラップを経験していることが強みになるこのレースでは、阪神や京都のマイル戦より、中山か東京のマイル戦を経験している馬の方が有利になる。京都競馬場は現在改修中でレースが開催されていないので阪神競馬場で説明すると、阪神のマイル戦は外回りのため、コーナー半径が大きく緩いカーブで中盤は折り合い重視でラップが緩みやすい。つまり阪神なら1400mや1200mといった内回りコースで好走した馬を選択すべきだ。
中山のマイル戦は下りが続く外回りで緩む区間がない平均ラップのため、このレースの質にぴったり合致するし、東京のマイル戦はNHKマイルカップと同条件なので、重賞クラスだと緩みのないラップで流れるレースが少なくない。前半2Fが23秒台、後半4Fが24.1秒から23.1秒以内のレースラップになっている流れを逃げまたは先行して押し切るか、後方から上がり3位以内の脚を使っていれば狙い目。重賞なら連対、オープン特別以下なら勝っていることが条件だ。
過去10年で3コーナー通過順が一桁だった馬が8勝しており、馬券的には圧倒的に逃げ・先行馬を軸にすべきだ。
中山のマイル戦を好走した馬はニュージーランドトロフィーを勝った⑬ジャングロ、2位の①マテンロウオリオン、ジュニアカップを勝った⑪インダストリア。東京のマイル戦を好走した馬はアルテミスステークスを5着した⑭フォラブリューテとサウジアラビアロイヤルカップを2着した⑰ステルナティーア。しかし、サウジアラビアロイヤルカップは前半2Fが24.9秒とスローペースのため上記好走条件から外れる。またアルテミスステークスは前半2Fが23.3秒、後半4Fが23.2秒で緩みのないラップのレースだったが、⑭フォラブリューテは上がり3位以内の脚を使えず、⑰ステルナティーア同様に狙い目から外れる。
本命は⑪インダストリア。ジュニアカップを見た時の衝撃が忘れられずキトゥの注目馬に登録していたが、勝ったジュニアカップにしても前走の弥生賞にしても左にササっており外に膨れる方向。前走よくあのレースで5着に入ったと思わせる内容で、今回左回りに変わること、直線が伸びること、鞍上が戸崎騎手からレーン騎手に替わること、全てがいい方向に向く。2番人気になってしまったのは想定外だが、キンカメ直仔リオンディーズ産駒でBメーター的にも向く。自信の◎だ。
対抗はダイワメジャー産駒でNZT2着馬の①マテンロウオリオン。ダイワメジャーはスピードの持続力が持ち味で、持続力を要求されるこのレースにぴったり。逆にNZT1着馬の⑬ジャングロは持続ラップを押し切れるだけのスタミナがなく、東京替わりは明らかにマイナスだ。
単穴は中京の芝1600m未満の厳しい持続ラップで好走したファルコンステークス2位の⑦タイセイディバイン。キンカメ直仔ルーラーシップ産駒で中距離寄りだがこのレースの質に合う。また同レースの勝ち馬⑯プルパレイ、エピファネイア産駒②ソネットフレーズ、キンカメ産駒⑨ダンテスヴューまで押さえる。
人気の④セリフォスはダイワメジャー産駒で血統的にはぴったりだが、年明け1回も使っていないこと、昨年2歳時での指数だからではあるが指数が低いこと、前述の厳しい持続ラップの経験がないことから、力は認めるも今回は凡走すると予想。また、同じく人気の⑱ダノンスコーピオンは唯一掲示板を外して惨敗したのが東京コースの共同通信杯で左回りが苦手なのでは?という推測と、使い詰めのローテーション、調教パターンの変化から今回は見送りたい。
【予想】
◎⑪インダストリア
〇①マテンロウオリオン
▲⑦タイセイディバイン
△②ソネットフレーズ
△⑨ダンテスヴュー
△⑯プルパレイ
【買い目】
馬連:本線①-⑪(16.7) ⑦-⑪(69.2)
押え②-⑪(55.7) ⑨-⑪(92.5) ⑪-⑯(43.1)
【結果】
1着 ⑱ダノンスコーピオン 1:32.3
2着〇①マテンロウオリオン
3着 ⑩カワキタレブリー
4着 ④セリフォス
5着◎⑪インダストリア
馬連:①-⑱ ¥2,490(番人気)
勝った⑱ダノンスコーピオンと本命の⑪インダストリアは同じ位置からの追い出し。それで1着と5着の結果なので、単純に力が足りなかったということ。最後の直線に入ってそこから弾けろ!と応援したが、結果ジリジリとしか伸びず。残念ながら馬を見る目がなかったということ。最後に切った④セイフォスが4着、⑱ダノンスコーピオンが1着ということを考えると、予想の組み立て方をもう1度考え直す必要があると痛感。


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