【東京芝2400mまとめ】
・馬場が良い時は逃げ・先行馬が非常に有利。馬場が少し痛むCコース・Dコースの時期は差し馬が台頭。追い込み馬は常に不利。
・枠順による有利・不利はなし。
・Bメーターからはディープインパクトを買う条件。アタマから狙う場合は内枠のディープから。
・ディープがいない場合はルーラーシップ。
≪東京11R 優駿牝馬(オークス)(GⅠ)≫
桜花賞(芝1600m)から距離が800m延びるが、牝馬クラシックはほぼ全馬が未経験の距離延長であるため距離適性は重要ではない。ポイントはレースの質が大きく異なることで、ここを理解せずしてオークスを当てることは出来ない。
桜花賞は平均ラップが持続され、最後に瞬発力で差す馬が勝つレースだが、平均ラップを刻まない年はスピードの持続力だけで前目で押し切って勝つこともある。一方、オークスは常にスローペースで、後半1000mからの加速勝負+上がり勝負になる。桜花賞をスピードの違いで前目で粘って勝ち切った馬が同じようにオークスに出るとスピードが持続せずに惨敗してしまうという構図だ。
桜花賞出走組が好走する条件は、その桜花賞が平均ラップで瞬発力勝負になった時だ。すなわち桜花賞の勝ち馬が上がり最速の脚を使った年は桜花賞とオークスの結果が直結するが、桜花賞を粘り込んで上がり4位以下で勝った馬の年は別路線組が台頭すると見ていい。今年の桜花賞を勝った⑱スターズオンアースは上がりの脚が最速ではない(3位)ため、今年は別路線組が台頭する年でもある。
ただし、桜花賞組が全く馬券にならなかったことは過去1度もない。そこで、桜花賞出走組からの取捨選択だが、まず上記傾向から粘り込んで掲示板に載った馬は消しだ。つまり2着だった①ウォーターナビレラ(3着のナムラクレアも同タイプなので、今回は不出走だが出走していても消し)。買うべき馬は上がり3位以内の脚を使った馬で、1位33.3秒の⑥サークルオブライフ、2位33.4秒の⑮ピンハイ、3位33.5秒の桜花賞馬⑱スターズオンアース、同⑪ベルクレスタ、同⑯プレサージュリフトだ。
さて、別路線組から何をチョイスするかだが、過去のオークスで連に絡んだ馬は忘れな草賞、フローラステークスそしてスイートピーステークスの3レースからしか出ていない。今回スイートピーステークスからの出走馬はいないので最初の2レースを解析しよう。
まず忘れな草賞だが、スクリーンヒーロー産駒③アートハウスが2着以下を3馬身千切って勝った。しかし出走馬のレベルは平凡な上、1着馬に千切られて負けた⑭シーグラスは消し。問題は勝ち馬③アートハウスだが、勝った指数が83と物足りない上に阪神芝2000mの経験しかない。鞍上の川田将雅騎手の共同記者会見での発言も気になるところ。馬自体はお母さん(パールコード)同様スピードに秀でており、オークスよりは桜花賞向き。2番人気は明らかに過剰人気で、思い切って消していい。
次にフローラステークスだが、こちらは平均ペースで流れたレースで前半5Fと後半5Fが全く同じ60.2秒。ということは、前目にいた馬に有利な展開。オークスはスローの捲り差し勝負になるため、先行・抜け出して勝った⑨エリカヴィータより、後方から上がり最速の脚を使って届かなかった④ルージュエヴァイユを狙うべきだ。⑨エリカヴィータ、⑦ホウオウバニラは共に上がり3位の脚を使っており3着候補。これで候補が出揃った。
最後に桜花賞を分析。今年の桜花賞は1:32.9の勝ちタイムだったが、前半4Fが46.8秒だったのに対し後半4Fが46.1秒と0.7秒後後傾ラップだった。桜花賞は近5年で2回後傾ラップになっており、18年のアーモンドアイは上がり最速で勝ちオークスも制したが、19年のグランアレグリアは上がり3位に入っておらず前目で押し切る競馬。オークスには出走しなかったが、出走しても惨敗だっただろう。尚、前傾ラップだった17年のレーヌミノル、21年のソダシは共に上がり3位に入っておらず前目で押し切って桜花賞馬となったため、オークスを惨敗。20年のデアリングタクトは前傾ラップの中で上がり最速で桜花賞を制したことでオークスも制した。この年の前傾ラップは重馬場の影響もあったと思われる(※馬場が悪い時は上がりがかかるため)。
指数上位は1位89①ウォーターナビレラ、同⑥サークルオブライフ、同⑱スターズオンアース、4位88⑪ベルクレスタ、同⑮ピンハイ。④ルージュエヴァイユは81で11位だ。
以上より、本命は⑥サークルオブライフ。今年は別路線組が台頭する年だが、忘れな草賞からは狙い馬なし、フローラステークスの狙い馬④ルージュエヴァイユは指数が低すぎるので、必然的に桜花賞組を上にとりたい。桜花賞馬の中では上がり最速+中枠を引けたこの馬が一番上だ。
相手も⑱スターズオンアースだが、枠順大外は頂けない。⑮ピンハイの出番があるかもしれない。桜花賞上がり2位の脚を侮ってはいけない。
後は④ルージュエヴァイユ、⑪ベルクレスタ、⑯プレサージュリフトまで。3着候補に⑦ホウオウバニラと⑨エリカヴィータ。
【予想】
◎⑥サークルオブライフ
〇⑱スターズオンアース
▲⑮ピンハイ
△④ルージュエヴァイユ
△⑪ベルクレスタ
△⑯プレサージュリフト
【買い目】 合計¥14,000
馬連:本線⑥-⑱(9.0) ⑥-⑮(109.6)
押え④-⑥(18.9) ⑥-⑪(28.6) ⑥-⑯(25.1) 各¥1,000
3連単:⑥⑮⑱→④⑥⑪⑮⑯⑱→④⑥⑦⑨⑪⑮⑯⑱ 90通り 各¥100
【結果】
1着〇⑱スターズオンアース 2:23.9
2着 ②スタニングローズ
3着 ⑧ナミュール
4着▲⑮ピンハイ
5着△⑯プレサージュリフト
馬連:②-⑱ ¥8,150(29番人気)
本命の⑥サークルオブライフが両前脚を挙げて立ち上がった時にゲートが開き、痛恨の出遅れ。この時点でほぼ勝ちはなくなったが、それでも最後方で折り合いをつけて捲ってくれれば2着は・・・と一縷の望みを託したが、道中掛かっており万事休す。最後の直線も伸びを欠き12着に終わった。
勝ったのは対抗評価にしていた⑱スターズオンアース。中団に位置し徐々に番手を上げ、上がり最速で差し切り勝ち。ラスト800mは各200m全てが11秒台の持続ラップで上がり3F34.8秒の中、33.7秒で勝ち切った⑱スターズオンアースは1頭だけ次元の違う競馬をした印象。桜花賞に至るまで色々と取りこぼしをしていたためその実力を見抜けなかったが、この馬は3冠を取ると思う。


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