12/28(木)中山11R 芝2000m 2歳オープン ホープフルステークス(GⅠ)

【中山芝2000mまとめ】
他場の2000mよりもタフなレースになりやすくスタミナを求められる
・秋開催では時計が出やすいが、冬開催では時計がかかる。
内枠の逃げ・先行馬が圧倒的に有利
・Bメーターから単勝100倍以内で中4週以上(もしくは初出走)のハーツクライを狙う条件
1勝クラス~オープンのドゥラメンテを狙う
・他に平場戦のキンカメ【7,2,4,14】新馬戦以外のモーリス【6,6,5,25】単勝50倍以内のエイシンフラッシュ【5,6,3,19】も狙える。

≪中山11R ホープフルステークス(GⅠ)≫
【予想】
◎②ヴェロキラプトル
〇⑬レガレイラ
▲⑱ミスタージーティー
△⑥シンエンペラー
△⑪ショウナンラプンタ
△⑮ウインマキシマム
【馬券】 ¥9,000

馬連:本線②―⑬(28.8) ②-⑱(150.2)
   押え②-⑥(21.8) ②-⑪(71.7) ②-⑮(108.9) 各¥1,000

3連複:②軸1頭流し⑥⑪⑬⑮⑱ 10点 各¥200
3連単:②⑬→②⑬⑱→②⑬⑱ 4点 各¥500
【見解】
今年(2023年)の有馬記念の勝ち時計は何と2分30秒9。近3年の勝ち時計と比較してみると

2022年:勝ち馬イクイノックスの時;2分32秒4
2021年:勝ち馬エフフォーリアの時;2分32秒0
2020年:勝ち馬クロノジェネシスの時;2分35秒0
この時期(年末)の中山としては異例の速さだ。※ちなみに過去10年で2分32秒0を切ったのは2019年の勝ち馬リスグラシュー(2分30秒0)の時だけ
また、今年の上がり3F1位は勝ったドウデュースの34秒3だがこれも異例。
そもそも中山コースの形態上ラスト3F(600m)は最後の直線の距離が310mあるため、約半分は3~4コーナーのカーブを曲がりながら加速して直線に向かう上に、最後の直線に急坂があることから通常は36秒台速くても35秒台しか出ない。
以上の内容から推察すると、今年の現在の中山芝コースは特殊馬場であり、例年の暮れの中山の特徴であるスタミナ寄りからスピード寄りにシフトしているということが考えられる。
さて、今年のホープフルSだが、昨年同様強力な逃げ馬がいない。おそらく前走逃げて勝った⑮ウインマキシマムがハナを切って単騎で逃げる展開になると想定した。つまりペースはスロー予想だが、単純に前残りだけではなく前述した特殊馬場の傾向から中団からの差しまで考えたい
以上の内容から、本命は②ヴェロキラプトル。父スワーヴリチャードはハーツクライの直仔。有馬記念で勝ったドウデュースと同じハーツ系。内枠の先行馬でもあり、現在の中山の芝はこのタイプがベストだと見た。
相手は同じくスワーヴリチャード産駒の⑬レガレイラとドゥラメンテ産駒の⑱ミスタージーティー。ドゥラメンテは有馬記念2着馬スターズオンアースと3着タイトルホルダーの父だ。⑬レガレイラは逆転まであると見るが⑱ミスタージーティーは大外枠の上に前走が新馬戦。ものスゴイ脚で2着以下をちぎって勝っており相当な素質馬だと見てはいるが、今回どの位置につけられるかでは馬券圏内を外す可能性も十分にある。その意味でアタマはないと考えている。

後は、テンにズブい上今年の馬場に合わない⑥シンエンペラー、キズナの牡馬で切れる脚が足りないものの、指数高く喰い込む可能性がある⑪ショウナンラプンタ、中山得意のキタサンブラック産駒で逃げ粘りを考え⑮ウインマキシマムまで押さえる。
人気の①ゴンバデカーブースはマイルしか経験がないことが引っ掛かる。この馬は短距離馬の可能性が高いと見ている。⑩シリウスコルトはマクフィ産駒でで例年のスタミナ色の強い中山ではなくスピードを求められる特殊馬場に合わない。⑫ディスペランサも位置取りが後ろ過ぎて届かないと見た。いずれも無印。

【結果】
1着〇⑬レガレイラ 2:00.2
2着△⑥シンエンペラー
3着 ⑤サンライズジパング
4着 ④アドミラルシップ
5着▲⑱ミスタージーティー


予想の着眼点は良く、外から豪快に⑬レガレイラが差し切ったところを見ると馬場の見立てもあながち間違ってはいなかったように思う。しかし惜しむらくはもう1頭のスワーヴリチャード産駒②ヴェロキラプトル。ハナを切ったまでは良かったが、③アンモシエラや引っ掛かった⑪ショウナンラプンタ等の他馬に絡まれて息が入れらなかった。⑥シンエンペラーはやはり切れが求められる馬場になってしまったことが惜敗の原因か。3着の⑤サンライズジパングはどうやったら買えるのか?(笑)来年もまた自信がない予想になりそうだ・・・

【レース後の談話】

◆クリストフ・ルメール騎手(レガレイラ1着)「うしろから楽にポジション上げてきました。で、最後の瞬発力はすごかったです。スタートはあまりよくなかった。ゲートのなかでちょっとチャカチャカしてタイミングが良くなかったので後ろの方になりましたけど、そこから冷静に走ってくれたので、最後にいい脚を使うことができた。3、4コーナーで手応えはよかったけど、2歳馬だから全馬ぐらいフラフラしてました。どこから来られるかちょっと考えましたけど、外に出してから、すごくいい反応をしてくれました。デビュー戦から能力を見せてくれました。3戦目ですごくいい脚を使って、来年も楽しみですね。2000メートルで乗りやすかったです。距離を延ばしたらいいと思います。最高の1年でした。すごくうれしいです。ファンの応援はすごかった。また来年。よいお年を」
◆バウルジャン・ムルザバエフ騎手(シンエンペラー2着)「稽古に乗せてもらったけど、競馬でも上手に走りました。まだ子供っぽいけど、一戦ごとに進化している。切れる馬にこられたが、この馬も素晴らしい力をもっています。来年が本当に楽しみです」
(矢作芳人調教師)「抜け出してソラを使った。子供だし、しょうがないね。能力は示した。勝った馬は強かったが、遜色ない走りは見せてくれた」
◆菅原明良騎手(サンライズジパング3着)「ハナか番手と思っていたけど、行く馬がいないし控えました。思ったより後ろになってしまったが、芝のレースでよく頑張ってくれた。スタミナを見せてくれました」
(音無秀孝調教師)「いい競馬でしたが、3着じゃ(賞金が上積み出来ず)ダメ。オープンで使いたいところを使えないですからね。ダートの交流を使うか考える。芝で走れることが分かったし、パンパンの馬場で結果を出してくれたし、二刀流でやっていきます」

◆H.ドイル騎手(アドミラルシップ4着)「まだ子供っぽいけど、いいレースはできました。少し出遅れてどうなるかと思ったけど、道中のリズムはいいし最後も切れる脚を使ってくれた。来年が楽しみです」
◆坂井瑠星騎手(ミスタージーティー5着)「道中の感じはすごく良かったです。うまくさばけていれば上位でした。僕がうまく乗れなかった。能力の高さは分かったし、これからが楽しみです」
(矢作芳人調教師)「完全に騎乗ミス。勝ちまであった。ひどい競馬です。将来性はすごいものがあるし、かなり能力は高いです。これからも追いかけていただきたいです
◆三浦皇成騎手(シリウスコルト6着)「最初ペースが遅く団子のところで、外に張っていた。2コーナーから落ち着いて感じは良かったです。内をスルスル上がったけど、坂のところで失速しました。これから、さらに良くなる馬だと思います」
◆鮫島克駿騎手(ショウナンラプンタ7着)「ゲートを出て流れに乗っていけたけど、1コーナーから外に張りっぱなしでした。ラストのコーナーも曲がれないくらい張っていた。調教から練習して、ゲートに関しては実を結んでいました。ひとつひとつ課題を克服していきたいです。能力的には大きいところをとれる馬です」
◆佐々木大輔騎手(インザモーメント8着)「スタートをうまく出てくれたし、道中の折り合いは問題なかったです。最後もうひと伸びができなかった。立ち回りは理想的でした。(自身初GⅠ)緊張しました。この経験を今後に生かしていきたいです」
◆L.モリス騎手(ディスペランツァ9着)「結果的に距離が長かった。ベストなポジションでプラン通りいけた。止まってはいないが、グッとくる脚がなかった。1600~1800メートルくらいが良さそう
◆戸崎圭太騎手(ヴェロキラプトル10着)「行く馬によっては下げようかと思ったけど、リズム良く行けそうなのでそのままハナにいきました。物見をするところはあったけど、かかるところはなく、操縦性は良かったです」
◆今村聖奈騎手(ホルトバージ11着)「丁寧に調整してくださって、落ち着いてレースに臨めました。正直、距離は未知なので、道中は抑えていきました。向こう正面で力んでいる部分もあったけど、よく我慢してくれた。3、4コーナーの位置取りは自分の経験が必要だったと思います。すごく勉強になったレースです。人馬ともに来年は飛躍の1年にしたいです」
◆松岡正海騎手(ウインマキシマム12着)「各コーナーで不利を受けて、競馬になりませんでした
◆横山和生騎手(テンエースワン13着)「GⅠに出走した経験が今後につながると思います」
◆武豊騎手(センチュリボンド14着)「まだまだ気性的に幼いところが出たかな」
◆藤田菜七子騎手(アンモシエラ15着)「芝でも前に付けられたのは良かったと思います。ただ、現状はダートの方がより走れる感じがします」

キトゥ(Kittwo)
ある時はミュージシャン。ある時はアーティスト。
ある時は馬券師。ある時はコラムニスト。
しかして、その実態は・・・昭和40年生まれの普通のサラリーマン(笑)。
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