4/5(日)阪神11R 芝2000m(A)(内) 4歳上オープン 大阪杯(GⅠ)

【阪神芝2000m(内回り)まとめ】
外枠なら先行馬
大阪杯は内差し警戒
・持続力勝負に対応する体力とスピードが求められる舞台。

・トニービンが持つ持続力豊富な特徴を受け継ぐドゥラメンテルーラーシップが好相性。
・母数は少ないがトニービン持ちのラブリーデイも時計のかかる馬場や先行脚質で注目。
・じり脚なので勝率は落ちるが複勝率は優秀なジャスタウェイ
・ディープ系では体力のあるキズナシルバーステートの牡馬サトノダイヤモンド
・先行して粘り腰を活かせるキタサンブラック

≪阪神11R 大阪杯(GⅠ)≫
【予想】
⑮クロワデュノール
⑫レーベンスティール
④ダノンデサイル
⑤ショウヘイ

⑨ヨーホーレイク

【馬券】 ¥11,400
3連複:⑮軸1頭流し④⑤⑨⑫ 6点 各¥1,000
3連単:④⑫⑮→④⑫⑮→④⑤⑨⑫⑮ 18点 各¥300

【見解】
今年の大阪杯は、国際情勢(イラン戦争)の影響でドバイシーマクラシック(GⅠ)を断念した一流馬たち(ここでいう一流馬とは他GⅠの勝ち馬を指す)が出走を表明している。その結果、例年よりレベルが上がったと言える。とは言え、4月末の香港で行われるクイーンエリザベスⅡ世カップ(GⅠ)にマスカレードボールやミュージアムマイルが回ったように、一流馬揃い踏みという訳でもない。毎年思うことだが、賞金の高い国際GⅠレースが多いこの時期に、中距離GⅠを開催する意義はあるのだろうか?
さて今年の大阪杯にはキトゥの注目馬が2頭(⑮クロワデュノールと⑫レーベンスティール)出走するが、穴で面白いのが⑫レーベンスティールだ。この馬1800m、2200mと※非根幹距離でしか勝っていないため、人気がない可能性が高いが、阪神の芝2000mにはフィットすると考えている。
そもそも、馬は走る距離は分かっていないのに、根幹距離と非根幹距離で得手・不得手があるのは何故なのか?その違いを本質的に説明出来ないと、闇雲に根幹距離だから走らないとは言い切れない。では、根幹距離と非根幹距離の本質はどこにあるのか?答えは最初のコーナーまでの距離だ。
ヒントはゴール板の位置にある。レースの距離は競馬場によって様々設定されているが、ゴール板の位置は動かない。つまり距離が違うということは、スタート位置が違うということだ。
※根幹距離と非根幹距離:400mで割り切れる距離を根幹距離、端数が出る距離を非根幹距離と言う

簡単に説明するために、中山競馬場の芝1800m(非根幹距離)と芝2000m(根幹距離)のコース図を並べてみる(上図参照)。ゴール板の位置は同じなので、芝2000mは芝1800mに比べてスタート位置が200m下がることになる(図で言うと右にズレる)。これで理解頂けたと思うが、芝1800mは最初のコーナーまでの距離が短く、前に行くスピードを比較的問われない。これに対し芝2000mは距離が長くなる分、前にいくスピードが問われる。つまり、ダッシュ力のない馬は非根幹距離である1800mでは楽に前の位置が取れるが、根幹距離である2000mになると位置を下げざるを得なくなる。これが非根幹距離を得意とする馬がいる本質的な原因だ。

ではそれを踏まえて、阪神コースの芝1800mと芝2000mのコース図を比較してみたい。回りの違い(外回りと内回り)から、非根幹距離の芝1800の方が最初のコーナーまでの距離が長く、根幹距離である芝2000mの方が短いという逆転現象が生じる。数字的に根幹距離である阪神芝2000mは、本質的には非根幹距離と同等ということになるため、前に行く脚のない⑫レーベンスティールがフィットすると考える根拠だ。
能力があっても先行馬有利のトラックバイアスに対して道中後方にしか位置出来なければ好走は難しい。これこそが非根幹距離しか走らないと言われる馬たちの本質だが、阪神芝2000mはコース形態からこれらの馬にとって得意の舞台へと変わる訳だ。単純に数字で考えると本質を見失うので気を付けたい。
昨日の雨もあり、馬場は稍重。午前中は曇り、午後は晴れ予報なので、良まで回復するかどうか?だが、パンパンの良馬場にはならないと推定。また、展開的にはおそらく⑥メイショウタバルが行くと思うが、今回は控える宣言をしていた③セイウンハーデスが内枠に入ってしまった。この馬、横に馬が見えただけでレースを止めてしまうらしく、この枠は致命的。宣言を覆して行くことも考慮に入れると、⑥メイショウタバルにとっては逃げれず苦しい展開になる可能性も。この馬、ピンパーの馬で、勝てなければ2・3着に粘れるような馬ではなく馬券圏外に飛ぶ馬なので今回は買わなくていい。何より人気の逃げ馬は妙味がないものだ。逃げ馬は人気薄の時にこそ買うべきというのが私のポリシー。
本命は⑮クロワデュノール。大外枠は嫌だが、この馬の機動力を信頼すると、むしろ内を見ながら位置を取りに行けると考えた。先行するだろうし、逃げ馬を最初に捕まえにいくのはこの馬。後はそのまま押し切れるか?がポイントで、馬券圏内を外すとは思えない。
相手は前述した⑫レーベンスティールと⑭タガノデュードを考えていたが、⑭タガノデュードは外枠を引いてしまったため考えを改めた。穴で面白いと思っていたのだが、他馬との力差を考えると内~中枠が欲しかった。今回は見送る。
3番手は繰り上げで④ダノンデサイルにした。もちろん実力があるのはわかっているが、本質的には2000mよりも長いところ(2400m、2500m)で好走しており、私的には2000mはちょっと距離が短いのではないか?と思っている。また、中団から⑮クロワデュノールが動くのを見てから差す競馬が理想だが、坂井瑠星騎手に乗り替わり前の位置を取りに行く競馬をするのでは?と思うと、今までの戸崎騎手の時のように脚を溜めて差す競馬が出来るかどうか?距離適性と騎手乗り替わりの分、印を落とした。
これらをまとめて交わすなら⑤ショウヘイで、本命にするかどうか迷ったくらい能力を買っているが、印をつけた馬の中で④ダノンデサイルとこの馬だけパンパンの良馬場に比べて馬場が緩くなると力が落ちると考えていること、また3コーナーで機動力を活かして前に出ないとこのレースでは馬券圏内に入れないが、この馬はコーナーでスピードを上げられないため位置を下げる心配もあり、この2点から評価を下げた。
最後に混戦になった時の3着候補で⑨ヨーホーレイク。内を突いて差して来るシーンがあっても驚かない。

【結果】
1着◎⑮クロワデュノール 1:57.6
2着 ⑥メイショウタバル
3着▲④ダノンデサイル
4着 ⑭タガノデュード
5着 ③セイウンハーデス

キトゥ(Kittwo)
ある時はミュージシャン。ある時はアーティスト。
ある時は馬券師。ある時はコラムニスト。
しかして、その実態は・・・昭和40年生まれの普通のサラリーマン(笑)。
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