【阪神芝1600m(外回りコース)まとめ】
・マイル戦にしてはスローになりやすい
・先行馬と差し馬はほぼ互角。追い込み馬は割引が必要。
・枠順の有利・不利はない。
・Bメーターから5番人気以内のキンカメを狙う条件。
・単勝15倍以内のハーツクライを狙う。
・単勝20倍以内で中3週以上のローテのルーラーシップを狙う。
・その他単勝30倍以内のキズナ【9,6,8,48】、平場戦のイスラボニータ【5,3,4,17】も狙える。

≪阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)≫
【予想】
◎⑭サフィラ
〇⑥ステレンボッシュ
▲⑦アスコリピチェーノ
△⑩コラソンビート
△⑫シカゴスティング
△⑱ドナベティ
【馬券】 ¥10,300
馬連:本線⑥-⑭(18.0) ⑦-⑭(13.8) ¥2,000
押え⑩-⑭(12.2) ⑫-⑭(162.4) ⑭-⑱(152.2) 各¥500
3連単:⑥⑦⑭→⑥⑦⑭→⑥⑦⑩⑫⑭⑱ 24点 各¥200
【見解】
2021年はサークルオブライフとラブリイユアアイズで馬連万馬券(¥12,470)、2022年もリバティアイランドとシンリョクカで馬連¥7,550。GⅠではあるが、2歳GⅠは新馬勝ち馬でも出走出来るだけに、正直3歳以上のGⅠほどの格や馬質(レベル)はない。必然的に荒れ模様だ。
では、このレースを取るには何に着目したらいいか?というと、ズバリ前走どのレースに出ていて、その結果がどうだったか?ということだ。理屈で言うと、新馬勝ち馬が混じるようなレベルの中で、前走レースの質を見極め、その中で結果を出してきた馬=実力馬を見抜くことが大事だということになる。
そこで近10年の馬券対象馬を表にまとめてみた。下表をご覧頂きたい。

色分けしたので見易いと思うが、まず目立つのは黄色。これは東京芝1600mのアルテミスS(GⅢ)で、レースの質として瞬発力+持続力が求められる。アルテミスSが重賞に昇格したのが2014年からなので、2014年以降を対象にすると、前走このレースに出走して馬券になっていない馬は2019年のリアアメリア1頭のみ(アルテミス1着)。つまりこの舞台で上位2着以内に入る力があれば、阪神芝1600mでも勝ち負け出来るということだ。今年の該当馬は⑭サフィラのみなのでこの馬が軸。ただし、460kg未満の小柄な馬は過去1頭しか勝っていないことと、勝ったチェルヴィニアが強く0.3秒差つけられた点を考慮し、馬連の軸として狙う。
続いて薄い青色が2018年と2019年に1着になっているが、これは京都芝1400mのファンタジーS(GⅢ)だ。2020年以降は京都競馬場が改修のため阪神芝1400mで代替開催されており、京都開催の時と傾向が異なる。阪神芝1400mは内回りなのに対し、阪神JFは芝1600mで外回りなため、勝つために求められる資質が異なることが関係している。そのため、2021年3着のウォーターナビレラしか馬券にならなかったが、今年は京都開催に戻ったので十分に注意が必要だ。表から3着以内に絞り込むと該当馬は⑬カルチャーデイ、⑱ドナベティ、⑫シカゴスティングの3頭。しかし、この3頭とも馬体重が420kg台と小柄で勝ち馬の傾向に合わない。あくまでも3着もあるヒモ候補。
あとは茶色のアイビーS(東京芝1800m)の1着馬だが、今年は該当馬なし。
そこで、勝ち切る可能性のある馬を探したい。オープンレベルではないが求められる質が同じ東京芝1600mの赤松賞勝ち馬⑥ステレンボッシュ。この馬は馬体重460kg超えで勝つ資格有り。また、一昨年勝ったサークルオブライフと同じエピファネイア産駒で適性もある。この馬を対抗とし、単穴には指数の高い馬の中から馬体重が460kgを超えている⑦アスコリピチェーノを抜擢する。残念ながら③キャットファイトも⑩コラソンビートも馬格がなさすぎる。あくまでヒモ候補。敢えて絞るならファンタジーS1着の⑬カルチャーデイと③キャットファイトを消す。⑬カルチャーデイは父ファインニードルが短距離馬を出す種牡馬でいかにも距離が長すぎる。③キャットファイトは指数は高いが3ヶ月振りと久々なのが命取り。今まで久々で馬券に絡んだのは前走が重賞だった1頭のみ。
【結果】
1着〇⑦アスコリピチェーノ 1:32.6
2着▲⑥ステレンボッシュ
3着△⑩コラソンビート
4着◎⑭サフィラ
5着△⑫シカゴスティング
3連単:⑦→⑥→⑩ ¥21,530
収支:¥200×215.3倍-¥10,300=+¥32,760
やはり軽すぎる⑭サフィラは勝てず。馬連はタテ目でダメだったが、3連単は拾えた。とりあえずプラスでホッとしている・・・しかし、460kg以上ないと勝てないというデータは活きてるんだなぁ・・・
【レース後の談話】
◆北村宏司騎手(アスコリピチェーノ=1着)「みなさん、スタッフも牧場もみなさん声をかけてもらって。すごくいいコンディションだったんで結果を出せてホッとしました。前回に比べてスタートは上手に出た。ごちゃつく場面もありましたが、馬は冷静に走ってくれました。追い出してからいい伸びでしたね。新馬戦の後からまたがるたびに少しづつ色んなことをクリアしてステップアップしてくれた。(久々のGⅠ勝利で観客のいる)スタンドもいい景色だなと思いました。馬も僕も応援してくれたらと思います」
◆クリストフ・ルメール騎手(ステレンボッシュ=2着)「馬の後ろでスムーズな競馬はできました。反応は少し遅かったけど、最後はいい脚を使ってくれました。いい結果を出してくれたと思う。距離は延びた方がもっといいです」
◆横山武史騎手(コラソンビート=3着)「折り合いはつきましたが、最後の1ハロンで止まりました。ただ、GⅠレベルでもやれましたし、今後が楽しみです」
◆松山弘平騎手(サフィラ=4着)「道中は壁があって折り合いがつきました。最後はいい脚を使って頑張ってくれました。まだまだ成長してくれる馬だと思います」
◆鮫島克駿騎手(シカゴスティング=5着)「テンションの高さが課題の馬。距離延長がプラスになるイメージがあまりなくて、操縦性の高さでカバーしようと、一発を狙うなら、という乗り方をしました」
◆バウルジャン・ムルザバエフ騎手(ルシフェル=6着)「マイルで本来の脚のたまり方ではなかったと思う。ただ、気性が成長してハミを取ってくれたし、いいところまで来てくれた。距離はもう少し欲しかった」
◆永島まなみ騎手(スウィープフィート=7着)「3、4コーナーで力むところがありましたが、しっかり我慢してくれた。直線では前走と同じように右にもたれてしましましたが、しっかりと伸びてくれました。力のある馬です。(初GⅠは)すごくいい舞台を味わわせていただきました。今日は私の技術不足を感じました。すごくいい馬なので、この馬に見合う技術を身に付けられるよう精進したいですね」
◆坂井瑠星騎手(ドナベティ=8着)「大外枠でしたが、3コーナーまで内ラチ沿いを運んで一発を狙いました。多頭数なので仕方がないですけど、すべてがスムーズだったら、もう少し上の着順になっていたと思います」
◆松岡正海騎手(コスモディナー=9着)「(馬体減で)力が伝わり切らない中でも頑張ってくれて、能力差は感じませんでした。体が戻ればやれると思います」
◆大野拓弥騎手(キャットファイト=10着)「大きい舞台でイレ込んで、体力を使ってしまいました。この課題を今後クリアできれば、いいスピードは持っている馬なので」
◆古川吉洋騎手(テリオスルル=11着)「好位で上手に立ち回ってくれました。もうひと踏ん張りでした」
◆西村淳也騎手(ナナオ=12着)「ちょっと距離が長かったですね」
◆ルーク・モリス騎手(クイックバイオ=13着)「1400メートルまでなら重賞を勝てると思います。伸びてはいないけど止まってもいない。根性があって、走る馬です」
◆和田竜二騎手(スプリングノヴァ=14着)「ゲートで寄られて、つまずいてしまいました。あれで万事休すという感じに…。でも気持ちは切らさず、最後は脚を使ってくれました」
◆浜中俊騎手(プシプシーナ=15着)「テンションは落ち着いていてオン、オフがしっかりしていましたが、阪神マイルはきつかったです。京都の1200~1400メートルがベストというイメージです」
◆酒井学騎手(カルチャーデイ=16着)「3走の中ではスタートは出てくれましたが、道中でエキサイトしていたぶん、余力がなくなってしまいました」
◆田口貫太騎手(ニュージェネラル=17着)「ちょっと出負けしてしまって、あまり競馬に参加することができませんでした。もう少し前、前で競馬したいと思っていました。馬は良く頑張ってくれました。(初GⅠは)こういう舞台に立たせていただいたオーナーや関係者の方々に感謝しています。パドックやファンファーレなどを馬上から見たり聞いたりするのは、下で見ているのとは違いました。いい景色でした。これからGⅠにたくさん乗って、GⅠを勝てるジョッキーになりたいと改めて思いました」
◆中井裕二騎手(ミライテーラー=18着)「GⅠの舞台に立たせていただいて、ありがたかったです。この経験を生かせるように、人馬ともに頑張っていきたいです」


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