本日、たまたまYouTubeでナーツ中井さんが3連単を買った方が回収率が上がるよという講義をしてくれていた動画を見つけた(ナーツ中井の競馬大学院というシリーズ)。内容がちょっと引っ掛かったので、すぐに拝聴したところ、これが非常に目から鱗だったのでここに書き留めて忘れないようにしようと思う。
ナーツ中井さんの第1回の講義を要約すると
1)期待値のある馬(美味しい馬・自信のある馬)で馬券を組み立てる場合、絞れば絞るほど回収率は上がる。
例えば、「Aという馬が勝つ」と思うレースで、Aの単勝を¥2,000、複勝を¥1,000(2着以下に沈んだ場合の保険馬券)買うのであれば、単勝¥3,000を買うべき。複勝を買うことで回収率を自分で下げているという意味。
2)次に、単勝1点、複勝1点という買い方をするなら、3連単で複数点買うべき。ここで間違えてはいけないのは、買う点数が増える=買い目を絞れていないではないということ。
例として、18頭フルゲートのレースがあり、予算が¥10,000だとする。①番の馬が単勝2倍を切るオッズで、ほぼ勝つと予想した場合、①の単勝¥10,000勝負といきがち。その場合、買い目は18頭立ての1頭なので1/18になり、当たった場合の払い戻し金は¥20,000程度だ。
一方で、①を1着固定にして他に5頭選んで3連単を買った場合、5×4=20通りになる。1点当たり¥500しか購入出来なくなるが、3連単の買い目の総数は18頭×17頭×16頭=4,896通りあるので、20/4,896=1/244.8。つまり、単勝1点購入した時に比べて13.6倍も買い目を絞ったことになる訳だ。そして当たった時の倍率が40倍で¥20,000になり、単勝1点勝負と払い戻し金額が同じになる。そしてそれ以上つけば、3連単の方が回収率が上がるわけで、これが絞れば絞るほど回収率が上がるという意味だ。
3)最後に3連単を買うべきレースとして2023年のジャパンCのようなオッズ構成のレースを挙げた。つまり
・1頭抜けた単勝の馬がいる(1倍台)
・その他の馬もある程度絞れる(オッズでほぼ上位6頭程度に絞れる)
そんなレースは3連単を買うべきということだ。
そして、もしも抜けた1頭に対して自分の中で1つでも「?」がある場合・・・そのレースこそがボーナスレースで、絶対に3連単で勝負すべきレースだということ。
講義自体は上でまとめたように、単勝馬券を1点買うのと3連単馬券を20点買うのを例に取り、点数を増やして買っても実は買い目を絞っているという逆説的な説明で、勘違いしている内容をきちんと説明してくれていて非常にわかりやすかった(実際には3連単を245点買ってようやく買い目が1/20になる)が、普段の自分は単・複馬券をほとんど買わないので、自分がよく買う馬連馬券、ワイド馬券と3連単馬券の比較についてここに書いておきたい。
まず、実際のケーススタディ。ある18頭立てのレースを予想する場合、大体は本命(◎)を1頭決めて、〇▲△△と4頭に印を打つ。馬券は本命から4点の馬連で、◎が全然人気がない場合はワイド4点といった具合だ。
では、実際に今まで買っていた馬券がどの程度買い目を絞ったものだったのか?を検証してみる。
18頭立てで馬連を買う場合、全通りは(18頭×17頭)÷2=153通り。そのうち、4点を買うので4/153≒1/38になる。
一方、◎が1着になるという予想であれば◎一着固定の3連単を買うと4×3=12通り。3連単の全通りは18頭×17頭×16頭=4,896通りなので12/4,896=1/408になる。つまり、馬連で買うよりも10.7倍も点数を絞ったことになる。当然回収率は上がる訳だ。
また、◎が3着までに入ると予想した場合は1頭軸マルチになるが、その場合でも1着固定で買う場合の3倍になるので36通り。36/4,896=1/136なので、これでも馬連で買うより3.6倍も点数を絞ったことになる。
この仕組みは、3連単という馬券があらゆる馬券の延長戦上にある馬券であることによる。
例えば3連単の1着固定は単勝馬券の延長戦上にある馬券、3連単1頭軸マルチは複勝馬券の延長戦上にある馬券、3連単2頭軸マルチはワイド馬券の延長戦上にある馬券だ。
これからは3連単馬券を有効活用し、回収率を上げていきたい。
