【阪神芝2200mまとめ】
・内回りで直線距離が短いことから、中団以降に待機馬がマクリ気味に進出してくる。単純なスローペースの決め手勝負とは一線を画する。
・逃げ・先行馬有利⇒最後までバテない粘り強さが必要
・マクリ差しも決まる⇒末脚の持続力が必要
・中枠より内側有利。
・Bメーターからは単勝50倍以内のディープ産駒を狙う条件。ただし時計のかかる時期の宝塚記念では3着以内がなくこの条件のみ消し。
・軸として最適なのはキンカメ産駒。
・タートルボウル産駒が出てきたら1/2の確率で馬券になるので是非買おう。
≪阪神11R 宝塚記念(GⅠ)≫
指数上位は1位100①オーソリティ、同⑮ディープボンド、3位99⑥タイトルホルダー、同⑦デアリングタクト、5位98⑫ウインマリリン、⑱ポタジェ。
今年の宝塚記念を予想する上で一番重要なポイントは阪神開催の2週目である点。
従来の宝塚記念は阪神競馬の最終週に開催されており、馬場の内側が荒れていたことから外枠有利が顕著だった。しかし、昨年・今年と京都開催がない影響で特殊な番組編成となっており阪神競馬の2週目に開催される。その結果、先週・昨日の走破タイムを見ればわかる通りとにかく時計が速い。また馬場が荒れていないので内枠有利。馬場の傷んでいない内側を走らないと、外からでは物理的に届かない。ということで、先行出来る内目の枠から買う馬を選びたい。
次に展開だが、ハナを切るのは間違いなくキトゥの注目馬である⑪パンサラッサ。この馬が逃げて勝った時のラップを見ると今回逃げ切れるか捕まるかが予想出来る。福島記念(GⅢ)が前半5F57.3秒、後半5F61.9秒で上がり3F37.6秒、中山記念(GⅡ)が前半4F46.3秒、後半4F48.8秒で上がり3F37.3秒。つまり前半飛ばして後半失速しながらゴールするパターンで、上がりは37秒かかるということだ。宝塚記念は内回りコースなので最後の直線は短いものの、昨年の上がり3Fは34.7秒と2秒以上速く、2列目・3列目の先行勢でロングスパート出来る馬なら十分に差せる。※ちなみに開催時期が違い荒れ馬場だった20年以前でも、稍重馬場で36秒前半、良馬場で35秒前半なので十分届く計算。
よって、今回⑪パンサラッサはいらない。
上記展開から⑥タイトルホルダーと⑦デアリングタクトの2択だが、日経賞(GⅡ)のレース振りから適正が2000mより3000m寄りにあると思われる⑥タイトルホルダーより、2000m寄りに適正があると思われる⑦デアリングタクトを上位に取りたい。
後は高速決着に滅法強いハーツクライ産駒の⑩ヒシイグアス。レーン騎手が騎乗してハーツ産駒と言えばまくって圧勝したリスグラシューを想い出す。ここも一発あっておかしくない。
絞ればこの3頭だが、調子を戻していれば④エフフォーリアはもちろん怖い。また、暑い夏の小倉を勝っている⑬アリーヴォはドゥラメンテ産駒でもあり是非買いたい1頭。高速決着はトニービンの血を持つ馬が得意としており、ハーツクライやドゥラメンテ産駒は要注意だ。
買う馬は以上とし、指数は高いが外枠にいった⑮ディープボンド、⑱ポタジェは今回は見送りとする。
一番迷ったのが①オーソリティ。1枠1番で指数も高いが、道中の位置取りが3列目以降になると見て、差して届かずの4~5着までと見た。実はサウジ、ドバイ両レースで好走しているところも消耗しているのではないか?との疑念も捨てきれず、それも軽視した理由。今回は見送り。
【予想】
◎⑦デアリングタクト
〇⑥タイトルホルダー
▲⑩ヒシイグアス
△④エフフォーリア
△⑬アリーヴォ
【買い目】 合計¥10,000
馬連:勝負⑥-⑦(21.7)
押え⑦-⑩(38.6) ④-⑦(15.9) ⑦-⑬(47.7)
3連単:⑦→⑥→⑩(388.7) ⑦→⑩→⑥(461.1) ⑥→⑦→⑩(335.5) ⑥→⑩→⑦(375.9) ⑩→⑦→⑥(569.1) ⑩→⑥→⑦(512.5)
【結果】
1着〇⑥タイトルホルダー 2:09.7(レコード)
2着▲⑩ヒシイグアス
3着◎⑦デアリングタクト
4着 ⑮ディープボンド
5着 ⑨マイネルファンロン
馬連:⑥-⑩ ¥2,060(8番人気)
3連単:⑥→⑩→⑦ ¥25,220(86番人気)
収支:3連単 \1,000×252.2-¥10,000=+¥242,200
レース前に馬場入場後、馬体に故障発生ということで①オーソリティが競争除外となった。やはり海外での連戦によるダメージがあったのではないか?
レースは⑥タイトルホルダーが抜群のスタート。どうしてもハナを切りたい⑪パンサラッサは促して前に。⑥タイトルホルダーに譲ってもらってハナに立ったが、そこまでに脚を使い、且つ前半5F57.6秒のハイペースで引っ張ったことで、結果最後の直線で捕まることになる。
隊列はハナに⑪パンサラッサ、2番手⑥タイトルホルダー、3番手②アフリカンゴールド、4番手⑮ディープボンドの順。そのすぐ後に⑩ヒシイグアスが内目の絶好の位置を確保するが、⑦デアリングタクトはそれより後ろの中団外側を選択。私の想定よりは後ろ且つ馬場のいい内側に入らなかったことが、結果的に連に絡めなかった原因だと考える。
意外だったのは⑮ディープボンドで、前走の天皇賞・春のように中団前目に構えてロングスパートを想定していた。そのため、切れる脚がないので用なしと思っていたが、その欠点を補うために外枠から位置を取りに行った和田騎手は素晴らしいと思う。しかし、GⅠを勝てる唯一のチャンスだった前走で負けたことで、今回もこの馬の得意なレース内容にはならず、最後の最後に馬券圏外となった。
レースは最終コーナーで早めに⑪パンサラッサを捕まえにいった⑥タイトルホルダーがそのまま伸びて2着に2馬身差をつける完勝。またコースレコード更新のおまけつき。
2着には内側をコースロスなく回った⑩ヒシイグアスが入り、3着は前目で粘っていた⑮ディープボンドを最後の最後に外からハナ差だけ差した⑦デアリングタクトが入り、3連単マルチが的中。久しぶりの大勝ちとなった。
松山騎手は⑦デアリングタクトの力を信じているからこその大外差しを選択したんだと思うが、その乗り方は自分の愛馬に負担をかけたんではないか?と思う。腱の移植という大手術を経た⑦デアリングタクトに対して、力を信じるのも大事だが、馬への負担を最小限にしてあげるという気持ちからロスなく最短コースを走らせるという選択肢もあったのではないか?そういう意味からも、⑦デアリングタクトにはレーン騎手が乗った⑩ヒシイグアスのようなレースを期待していた。次走、そのような馬本位のレースが見れれば嬉しいと思う。


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