競馬を始めた人たちが考える色々なことについて、自分なりの考察を下記にまとめてみました。
【1】競馬の仕組みについて
まず、競馬の仕組みについて考えてみましょう。競馬は最初に馬券を購入することで参加者がお金を払い、そのお金をプールした中から胴元(中央競馬の場合はJRAですね)がまず手数料を引きます。これを控除率といいますが、中央競馬の場合、JRAの取り分は25%と決まっています。
つまり最初に馬券を購入したことでプールされたお金の中から、最初にJRAが有無を言わさず25%を取っていってしまいますので、競馬とは残った75%のお金を参加者が取り合うゲームだと言えます。
100円馬券を買ったら25円JRAに持っていかれるので75円になってしまう・・・最初からマイナススタートじゃあ儲からない?いいえ、そんなことはありません。そのために馬券は当たり馬券とハズレ馬券があります。
ハズレ馬券には1円も払い戻しされませんので、75円は没収されます。その没収された金額の総額から当たり馬券に配当されるので、買った100円以上の配当がつきます。
つまり、競馬とは馬券を買った参加者が、馬券を当てた勝ち組と馬券をハズした負け組に分かれるゲームなのです。
【2】競馬で勝つためには?
では、競馬で勝つためにはどうしたらいいでしょうか?もちろん馬券を当てることが必須条件ですが、毎回馬券を当てないと勝てない訳ではないですよね?
例えば、1日単位での勝ち負けについて考えてみましょう。中央競馬の場合、1競馬場当たり1日に12レース開催されます。
12レース全てに¥1,000ずつ馬券を買ったとすると、1日に買う馬券の総額は¥12,000ですね。つまり12レースの中で最低1レースは的中させなければなりませんが、その払い戻しが¥12,000より多ければ勝ったことになります。
ここでのポイントは、当てた1回の「配当」ではなく「払い戻し」ということです。
馬券の最低かけ金は¥100ですから、その¥100が120倍以上の配当であれば¥12,000より多くなりますが、同様に1Rの購入金額¥1,000を1点で買い、その配当が12倍以上でも¥12,000より多くなります。
このことからわかることは2つ。
①的中させたレースの配当が高ければ的中率が高くなくても勝てるし、逆に配当が低ければ的中率が高くなければ勝てない。
②配当が低くても金額を多く入れれば勝てる
次に、別の視点で見てみましょう。【1】で説明したように、競馬は勝ち組と負け組に分かれるので、勝ち組に入るためには負け組に入らなければいいとも言えます。つまり、負け組の人たちと同じにならないように別の行動を取ればいいことになりますね。
じゃあ、周りの負け組の人たちの特徴を考えてみましょう。ここにヒントがあると思います。
例えばですが
・新聞を見たら◎が並んでいた。だからこの馬で頭鉄板だな・・・と思う。
・自分の誕生日が6月1日なので、①-⑥を買う
・メインの11Rも外して大負けしているので、一発逆転で最終12Rに大金入れて勝負する
・競馬が大好きなので、3場開催の36レース全て馬券を買う
これらは私が考える特徴で正しくないかもしれません。皆さんが周りの負けている人たちをよく観察して、逆のことをすれば勝ち組になれるのではないでしょうか?
【結論】
・的中率を追い求めるか、高配当を求めるか自分のスタイルをはっきりさせる
・的中率を追わず、且つ高配当が取れなくても、資金配分を上手くすれば勝てる
・負け組の人たちと別の行動を取る
【3】競馬で勝つための具体的な方法について
1)的中率を追い求める場合・・・自分なりの予想方法を確立してその的中精度を上げていきます。
2)高配当を求める場合・・・どんなレースの時に高配当になるのか?を解析してそのレースでのみ馬券を買います。全レース穴狙いする方法もありますが、おススメしません。やはり適度に的中しないと心が折れますし、高配当のレースの出現率が多くない中、せっかく出現したレースでハズしてしまうというリスクが大きいためです。
3)資金配分を上手くする方法・・・勝負レースを作り馬券を買う方法です。配当が低い場合は金額を入れなければならないため非情に難しいです。
これは私の持論ですが、レースを見(ケン)※出来ない人は勝てないと思います。1)の的中率をいくら追い求めたところで、的中率を100%には絶対に出来ません。だから、自信のあるレースにだけ参加して馬券を買うことこそが的中率を上げることにつながるのです。
※見(ケン)とは自信のないレースの馬券を買わずに見るだけのレースにすることを言います。
【4】自分なりの予想方法を確立するために
自分なりの予想方法を構築する簡単な方法は、自分の予想に必要なファクターだけを使うことです。そこで、予想のファクター(要素)にはどのようなものがあるかを考えてみましょう。
まず一番大きなファクターはその馬が持っている能力です。これは天から授かったギフトであり、残念ながらその絶対値を変えることは出来ません。その能力を知る術としてスピード指数(その馬が走ったタイムを比較して同一基準値にしたもの)や血統、相馬(外見からその馬の能力を見抜くこと)といったパラメータがあります。
次にその馬の成長について考えます。競走馬の能力の総量は産まれた時点で決まっており、その絶対値を増やせませんが、最初からその能力を全開に出来る訳ではありません。その成長速度や性格の形成といったファクターは、育成方法や調教方法によって変わってきます。所属した厩舎がどんな方針で馬を育てるのかによって、その馬の成長曲線が変わるケースがあります。ここには、生産牧場や育成場所、所属厩舎といったパラメータがあります。
いよいよ競馬に出走することになったら、まずはその馬の調子が良くて能力を発揮出来るのかどうかを見極める必要があります。その調子というファクターを見極める手段として調教やパドックというパラメータがありますし、どんな性格なのか(一生懸命に走る馬なのか、手を抜くタイプなのか)、根性はあるのか、芝向きなのかダート向きなのかというファクターを考えることも必要でしょう。
更には、競馬場(走るコース)での得意・不得意、天候、風向きの影響、展開読みから斤量、騎手の力量と、私がざっと考えただけでこれだけのファクターがあります。つまり、全てを網羅することは競馬を生業としない限り無理だと断言出来ます(生業にしていても無理かも)。
従って、自分なりの予想方法は自分が考え得るファクターで組み立ててみて下さい。例えば、馬の能力比較だけで予想をしても構いません。その能力を量る材料としてスピード指数というパラメータを使ってもいいし、レースを分析した結果、非常にレベルが高いレースでこの着順なので、この馬よりも能力が高いといったレースレベル比較でも構いません。
ちなみに私の予想方法は、以前はスピード指数だけでしたが、現在はSFB予想です。SFB予想は上記ファクターの中から、①馬固有の能力と②血統が持つ各競馬場の各レース条件での得手・不得手を組み合わせて作っており、①のパラメータとしてスピード指数を、②のパラメータとしてBメーター(血統が持つ各競馬場の各レース条件の得手・不得手を種牡馬ランクで表したもの)を使って組み合わせて予想しています。
